技術ブログの移行を検討しています

公開日: 更新日:

----- 追記 ここから -----

更新日時:2025-12-17 09:00:00

その後、計画通りWordPressからEleventyへの移行が完了しました。現在の運用体制については以下の記事をご覧ください。

WordPressからEleventy + Cloudflareへ移行し、長期的に安心できる静的サイト運用を手に入れた話 | 株式会社フルーデンス

ドメインをfrudens.jpからfrudens.comに移行しました | フルーデンス

----- 追記 ここまで -----

弊社(株式会社フルーデンス)のコーポレートサイトは frudens.jp で運営しています。
会社設立時、急いでWebサイトを用意する必要があったことや、当時は使い慣れていたこともあり、WordPressを採用しました。

しかし現在、このコーポレートサイトはTwitterカードやOGP(Open Graph Protocol)の設定がされていません。作業自体はHTML(テンプレート)を少し修正すれば済む話なのですが、なかなか手を付けられずにいる状況です。

理由を深掘りしてみると、今さらPHPやWordPressを積極的に学習・メンテナンスするモチベーションが湧かないことや、Gitにプッシュするだけでデプロイされるようなモダンで効率的なワークフローになっていないことが、心理的な障壁になっていると感じています。

WordPress運用における課題

単に修正が億劫というだけでなく、長期運用する中で以下のような課題も浮き彫りになってきました。

  • WordPress本体のアップデート対応
  • プラグインの継続的なアップデート対応
  • 自作テーマコードのメンテナンス
  • (頻度は低いものの)MySQL等のミドルウェア更新
  • WordPressの更新に伴い、管理画面を旧バージョンに維持するためのプラグイン(Classic Editor等)への依存

昨年末にも、こうした課題感をMastodonに投稿していました。

WordPress運用の課題に関するMastodonへの投稿
WordPress運用の課題に関するMastodonへの投稿

新ブログ(blog.frudens.jp)の立ち上げ

既存のWordPressサイトを別の仕組みへ完全に移行するのは大掛かりな作業となり、現状そこまでのリソースを割く余裕はありません。

そこで、既存サイトの移行ではなく、新しく技術ブログとして blog.frudens.jp を立ち上げることにしました。
既存の情報をどこまで集約するかは検討中ですが、まずは「快適に、素早く記事を書き続けられる環境」を整えることを最優先に、段階的な移行を考えています。

余談ですが、既存サイト(frudens.jp)では、WordPressを静的化するサービス espar を利用しています。(espar 採用サイトにも掲載いただいています)

esparのおかげで、配信サーバーは静的ファイルをホストするだけのミニマムな構成で済みますし、Lighthouseのスコアも改善されました。興味があればぜひチェックしてみてください。

技術選定:なぜEleventyなのか

この新しいブログは、SSG(静的サイトジェネレーター)の Eleventy を採用しました。

現在学習を進めているAngularでも Prerendering (SSG) が容易になったため、EleventyとAngularのどちらにするか悩みましたが、ブログという用途やメンテナンス性を考慮し、Eleventyを選択しました。

Angularは高機能ですが、長期的な運用を考えた際、シンプルな設計であるEleventyの方がバージョンアップ等の影響を受けにくく、気持ちよく運用できると判断しました。

特にCloudflare Pagesでの運用を前提とした場合、執筆当時(2024年1月)はAngularでのSSGに課題がありました。

(※現在はCloudflareのHTML handling機能で制御可能ですが、当時はサーバー側での柔軟な設定ができませんでした)

具体的には、AngularでSSGを行う場合、URL末尾のスラッシュ(Trailing Slash)に関するリダイレクト処理や、ビルド時に<head>内のCanonical(カノニカル)などのタグを動的に正しく出力させる部分に、少なからず課題があります。

その点、Eleventyはブログ構築に特化しているため、シンプルな設定ファイル(Config)のみでこれらの要件をスムーズに実現できました。

これまで様々なSSGを試してきましたが、Eleventyは学習コストが低く、すぐに実運用に乗せられるため、非常にオススメできるツールです。

CSSについては、当初classレスのフレームワークを検討しましたが、必要な記述量が少ないため、自前で記述しています。

まだ満足できる完成度ではありませんが、まずは公開し、運用しながら改善していく予定です。

環境について

GitHubのリポジトリと連携し、Cloudflare Pagesで公開しています。プッシュするだけでビルド・デプロイが完了するため、非常に快適です。

参考

小巻旭洋のプロフィール写真

小巻 旭洋

2014年からフリーランスとして活動し、2016年に株式会社フルーデンスを設立する。FileMaker開発歴は約10年。多数の企業システム構築を手がけ、特にデータベース設計と、JavaScript連携、Web連携、パフォーマンス最適化を専門としています。2025年から、Web業務システム・アプリ開発をメインに開発をしています。